ゾンビ最強完全ガイド
定価 | 1,600円+税 |
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著者名 | ロジャー・ラックハースト (著), 福田 篤人 (翻訳) |
ページ数 | |
判型 | 四六 |
発行年月 | 2017/03 |
ISBN | 9784767822884 |
ゾンビ最強完全ガイド
内容・概要
「一気に読了! もの言わぬはずのゾンビ(あ、しゃべるタイプもいますけど)が
実は時代、社会、人間心理を雄弁に語っていたことの驚き。
大切なことは全部ゾンビから学べ! 」
(大槻ケンヂ氏 帯文コメントより)
留まることを知らず、増殖・変化し続ける「ゾンビ」のイメージ。
彼らはどこで生まれ、どこへ歩みを進めていくのか。
ゾンビを人類学・民俗学的に考察し、
西欧帝国主義や現代資本主義の文脈で捉え直した、超一級のゾンビ文化論。
「ゾンビ」という呼称の語源から、意味の変遷、
タヒチに「実在した」ゾンビの女性、
1930年代のごく初期の映画やパルプ誌での表現など、
ゾンビに関するマニアックな知識も満載。
すべてのゾンビファンに贈る必携の一冊です。
【著者】
ロジャー・ラックハースト(Roger Luckhurst)
ロンドン大学バークベック・カレッジの現代文学教授。
映画、ホラー、サイエンス・フィクション、ゴシック文学などの分野で多くの著書、編書を手掛けている。
直近の作品にはBFIフィルム・クラシックス・シリーズの研究書『Alien(エイリアン)』(2014)、『The Shining(シャイニング)』(2013)のほか、
『The Mummy's Curse: A True History of a Dark Fantasy(ミイラの呪い:ダーク・ファンタジーの本当の歴史)』(2012)がある(いずれも未邦訳)。
目次
第1章
Zombiから「ゾンビ(Zombie)」へ ラフカディオ・ハーンとウィリアム・シーブルック
第2章
ハイチの幻霊 西洋におけるゾンビの原点
第3章
パルプ小説ゾンビの出現
第4章
第一次ゾンビ映画ブーム 『恐怖城』から『ブロードウェイのゾンビ』まで
第5章
フェリシア・フェリックス=メントール 「本物の」ゾンビ
第6章
1945年以降 ゾンビの軍団化
第7章
ゾンビ黙示録(アポカリプス) ロメロの再始動とイタリア製ホラー
第8章
そして世界へ