住まいの思考図鑑

定価 1,600円+税
著者名 佐川旭
ページ数 158
判型 A5判
発行年月 2015/11
ISBN 9784767820699

こちらのネット書店から購入できます。

住まいの思考図鑑

内容・概要

「住まいづくりは生き方の思考」――
一生に一度の家づくり。
だからこそ、納得のいく家にしたいもの。
しかし、いろんな情報に振りまわされて、
なかなか決断できない、なにが正しいのかわからない……
また、親との同居、子供の人数、共働き家族など、
家族の在り方もひと昔前より多様化し、
ライフプランを立てにくいと考える人もいるでしょう。
家づくりを進める際、本来自分が求めているものに、
なかなかたどり着けないことがあります。
住まいづくりでは、迷ったり悩んだりした際に、
一度立ち止まって整理し、思考してみることが大切。

本当に心地いい家とは?
自分たちにあった間取りは?
家族の変化に対応できる、長く愛せる家とは?

そんな時、少しだけ背中を押してくれるのが本書です。

目次

第1章 生きる、暮らす、家を持つ――後悔のない家を手に入れる
「家って何だろう」から出発する
家づくりは自分を知ることから
家族で共有するもの、できないもの
家族の変化に対応できる家にする
「共同体感覚」を取り戻す
「感じる」住まいをつくろう
感謝の気持ちが良い家をつくる
間取りを考える最初の一歩

第2章 家の居心地の良さはルーツにあり――心地よさには理由がある
日本の民家から学ぶ、生活の知恵
気候風土を読む
徒然草から学ぶ家づくり
木の国日本、木を知る
いい素材、建材って?
居心地の良さは足の裏で感じる
「自然」が教えてくれる心地よい色
「間」をつくる
非日常をつくる仕掛け
千円札は住まいの基本モデュール

第3章 暮らしに合ったハコを考える――長く愛せる家のつくり方
帰りたくなる玄関が欲しい
リビングには求心性がほしい
キッチンはスクランブル交差点
水回りは気持ちのよい空間に仕立てる
個室は夫婦を主体として考える
収納は、生き方をみつめることから
階段は間取りの要
無限のことばを持つ「壁」をつくる
光ではなく光の「質」を取り入れる
安らき?の明かりをつくる

第4章 もし「〇〇〇」のある家をつくるなら――メリットデメリットを考えよう
もし「広がりのある家」をつくるなら
もし条件の「悪い敷地」に家をつくるなら
もし「家事ラクの家」をつくるなら
もし「中庭のある家」をつくるなら
もし「吹抜けのある家」をつくるなら
もし「エコを意識した家」をつくるなら
もし「白い家」をつくるなら
もし「薪ストーブのある家」をつくるなら
もし「木造3階建ての家」をつくるなら