間取りの○と×

内容・概要

くらべて楽しい間取りの図鑑

限られた面積の家でも間取りが良ければ住みやすく
どんなに広い家でも間取りが悪いと住みにくくなります。
また間取りは平面だけでなく、立体(上下階)で十分に考慮しないと
良い間取りにはなりません。

そのほか部屋と部屋のつなぎ方、光と風の取り入れ方
効率的な生活動線、庭や他人の敷地までを室内に取り込む
などなど、さまざまな要素が複雑に絡み合って
心地よい住宅をつくることが可能になります。

そこで本書は、日本全国で活躍する著名な建築家、
工務店の設計者に実際に建てた「良い間取り」とともに
あえて「ダメな間取り」も描いていただき、
それぞれを比較して見るすることで、
自分の家でも取り入れたい間取りのアイデアが
浮き上がって見えるような仕組みになっています。

間取り事例を84×2=168件分収録し、
写真も満載、ポイント解説も満載の
非常にお得な1冊です。

間取りを眺めることが好きなマドリストから、
これから家づくりを考えている人まで、
十分に満足いただける中身の濃さをぜひご確認ください。

目次

1章扉　外部と室内をつなぐ癒しの家
↓
・防音室を備えた緑道脇に建つ10坪の家
・プライバシーを守りながら、周辺の緑を楽しむ超細長い家
・交通量の多い道路沿いでも内部と自然を一体化できる
・2階にもくつろげる庭のある開放的な住まい
・周囲の視線に配慮して、庭の間に部屋を散りばめる
・アトリエと広い駐車場がLDKや庭にもつながる家
・敷地とずらして建物を配置し、光と風と緑を上手に取り込む
・2階バルコニーを取り込んでLDKの明るさと広さを獲得
・屋上まで立体的に回遊できる広がりを感じる平屋
・南側の庭を堪能できる本格和室を備えた家

2章扉　広がりのある気持ちのいい家
・2つの棟の隙間が生み出す街との適度な距離感
・森のなかの快適さを吹抜けホールで再現する
・狭小・変形・傾斜地を逆手に取った扇型の家
・子どもに目が行き届く広々とした自然素材の家
・実質20坪に満たない敷地にパーティもできる広いリビング
・アウトドア用品も十分収納！　敷地15坪の家
・光を手のひらで受けるように柔らかな光を2階LDKに導く家
・回遊動線で隅々まで有効利用、擁壁側も明るく使いやすい家
・奥に細まる変形敷地に斜め壁で心地よい居場所を

3章扉　心地よい光と風の通る家
・花形ブロックがつくり出す室内に射し込む光が美しい家
・騒音とプライバシーに配慮し家を大きな「殻」で覆う
・つかず離れずの関係をつくるスキップフロアと中庭のある家
・旗竿状の密集地でも明るく風通しのよい家に
・ポーチ、バルコニーの工夫で風と光の入る家
・吹抜けを上手に活用して家中が明るく暖かい家
・明るくて開放的な大きな吹抜けLDKのある家
・階段室を上手に使って光と風を取り込む家
・家の東西を貫くデッキが明るさと広がりをもたらす
・母のために計画した明るい、風が抜ける家
・2階を浮かせて実現した光と風が通るコートハウス

4章扉　絶景！眺望を楽しむ家
・フルオープンの大開口でパノラマの絶景を楽しむ家
・眺望を、より楽しむための「昇るバルコニー」を設けた家
・家族をつなげる大階段。景色と緑と風を楽しむ家
・景色と花火を楽しみながら、外からの視線はカットする家
・2階窓の景色を1階で楽しむ、立体的な広がりのある家

5章扉　工夫が満載！多世帯・賃貸併用住宅
・12個の箱を組み合わせて2世帯の良好な環境をつくる
・「くの字」プランで、光と緑をたっぷり取り込む
・窓の工夫で視線をカットしつつ光は採り込む2世帯住宅
・スペースを無駄なく使って広がりを得た2世帯住宅
・気持ちのよい2世帯住宅は、外部空間を有効に取り込む