イートン校の2羽のフクロウ

内容・概要

ウィリアム王子や作家のジョージ・オーウェル、俳優のエディ・レッドメインなど多くの著名人を輩出してきた英国の超名門パブリックスクール「イートン校」に通う、フクロウの兄妹がいた……?
1960年の出版以来、イギリス国民に愛され続けてきたロングセラー・ノンフィクション『Two Owls at Eton』待望の日本語版!
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動物好きの少年・ジョナサンが、ひょんなことから2羽のモリフクロウを保護。
イートン校の寄宿舎でともに生活をはじめるが、自由なフクロウたちは、規則や伝統にはおかまいなし。
寄宿舎のジョナサンの部屋をめちゃくちゃにし、日常生活をかき乱し、ユニークな騒動を巻き起こしながら、学校中の人気者となっていく。
一方でジョナサンは日々フクロウの飼い方を模索し、最適なえさを確保するために奮闘。
そして、いつか彼らが自然の中に戻る日のために、訓練を怠らなかった。
その日が訪れることを、心のどこかで寂しく思いながら……。
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ジョナサンが在学中に書き、1960年に出版されたこの本は、ロンドンの新聞「Evening Standard」紙で連載され、2週間にわたり同紙のベストセラー上位10位に入りました。
また、2010年には「Country Life」誌の「One of five best nature books(自然に関する本ベスト5)」の中の1冊に選ばれています。
(本書は、後日談を交えて2016年にイギリスで出版された改訂版を翻訳したものです。)