デザインのバリエーションや代案をくださいと言われてももう悩まない本

内容・概要

──プロのデザイナーが実務において直面する悩み。
「使える素材が限られている」「予算が少ない」「納期が短い」のにもかかわらず、
クライアントから「いくつもデザインの別案を要求される」こと。

──プレゼン・販促資料、同人誌などの制作に携わる一般の人、ノン・デザイナーの悩み。
「デザインの基礎知識がない」「手本を見てもどこをどう真似すればよいのかわからない」ため、
「パッとしないワンパターンの見栄えになってしまう」こと。

この両者の悩みを解決するのが本書です。
本書は、さまざまな制限があるなかで、最短で、最適解のデザインを見つけ出せる、
レイアウトデザインのアイデア本です。
本書の特徴は、さまざまな制限・条件を設定したバリエーションが用意されていること。
既存の類書は、すでに世の中に流通している良作からエッセンスをくみ取り、
自身の作品に置き換えて考えようという姿勢です。
しかし、時間も予算もないデザイナーにとってそんな余裕はなく、
デザインの素地を持たないノン・デザイナーがポイントを解釈してデザインすることは難しいです。

本書は、与えられた要素やデザインする対象、デザインパーツなどによってテーマを設定。
各テーマでは、共通の要素(図版やテキスト)を用いた、デザインバリエーションを多数紹介。
そのまま真似すればすぐに別案が次から次にできてしまう内容です。
また、バリエーション一覧の後には、各バリエーションのデザインのポイント解説ページが設けられており、
ノン・デザイナーはデザインについて理解を深められ、プロのデザイナーはそれをヒントにさらなる応用が可能となります。

目次

CHAPTER1　バリエーションを作る前に
CHAPTER2　写真をキービジュアルにしたデザインバリエーション
CHAPTER3　文字をメインにしたデザインバリエーション
CHAPTER4　困ったときのデザインバリエーション
CHAPTER5　パーツ別のデザインバリエーション
CHAPTER6　見開きページのレイアウトバリエーション