ル・コルビュジェ―建築・家具・人間・旅の全記録―新装版

内容・概要

ル・コルビュジエは生涯、二つの宗教建築を遺した。1955年のロンシャンの礼拝堂と1960年のラ・トゥーレットの修道院。この二つは、ル・コルビュジエが生きている間に実現したものだ。それだけではない。実はもう一つある。「フィルミニの教会堂」の建設である。残念ながら、資金不足と彼の死によって未完に終わったプロジェクト。この未完のプロジェクトが、2002年末、始動するという。彼が生前、この教会堂に何を夢みていたのかも併せて紹介する。（冒頭より）
■丸ごと一冊ル・コルビュジエ
みなさんご存知のル・コルビュジエ。彼についての本は数多くありますがこんなに見やすく読みやすく分かりやすい本は他にないでしょう。
巻頭の磯崎新へのインタビューもよみごたえありです。