すべてわかる世界の建築

定価 3,000円+税
著者名 劉 松茯
ページ数 388
判型 A4判
発行年月 2012/08
ISBN 9784767813639

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すべてわかる世界の建築

内容・概要

建築の歴史を、古代・近代・現代の3パートで図説。それぞれを農業社会の建築、工業社会の建築、情報社会の建築と位置付けて解説していく。

目次

第1部 農業社会の建築 手工業による建築
1. 奴隷社会の建築 偉大なる古代文化
・古代エジプト建築 巨大なモニュメント
・古代オリエント建築ジッグラト(聖塔)と宮殿の興隆
・古代ギリシャ建築 恒久の魅力
・古代ローマ建築 巨大な権力の誇示
2. 中世の建築 キリスト教文化
・初期キリスト教建築
・ビザンティン建築
・ロマネスク建築
・ゴシック建築
・イスラム建築
3. ヨーロッパ資本主義の萌芽と絶対王政時代の建築
・イタリア・ルネサンス建築
・イタリア・バロック建築
・フランス・古典主義建築
・ヨーロッパ各国におけるルネサンス建築
4. 欧米市民革命期の復古的建築
・新古典主義建築
・ロマン主義建築
・折衷主義建築

第2部 工業社会の建築 機械による建築
5. モダニズム建築の根
・技術者の探究
・新建築運動
・第一次世界大戦後の3つの建築思潮
6. モダニズム建築の幹
・ヴァイセンホーフ住宅建築展
・ヴァルター・グロピウス
・ミース・ファン・デル・ローエ
・ル・コルビュジエ
・フランク・ロイド・ライト
・アルヴァ・アールト
7. モダニズム建築の果実
・超高層建築と大スパン建築
・第二次世界大戦後の建築様式の多元化

第3部 情報社会の建築 高度な科学技術による建築
8. ポストモダン建築 時代の寵児
・歴史主義傾向
・機能と形式の分離
・通俗化した装飾傾向
9. 脱構築主義建築 文献から生まれる建築
・ベルナール・チュミ
・フランク・ゲーリー
・レム・コールハース
・ザハ・ハディド
・ピーター・アイゼンマン
・ダニエル・リベスキンド
・コープ・ヒンメルブラウ
10. 個性的な建築の隆盛と「主義」の衰退
・技術から芸術への昇華
・建築創作の多様化