新版　中村昌生が語る建築講座 古典に学ぶ茶室の設計

内容・概要

1999年に刊行された茶室建築の第一人者、中村昌生先生の同名書の新装版。
茶室建築の基本から作例、さらには古典の茶室や茶匠たちの考えを読み解く方法まで、
幅広く茶室設計を学ぶことができる。茶室建築を学ぶ人には必携の一冊である。

目次

澱看席にて 序にかえて 中村昌生に聞く
仕事より 茶の湯の建築四つの作例
第一講 茶事の成り立ちと茶室建築
第二講 間取り
第三講 柱づくりと茶士の意匠
第四講 床の構成
第五講 壁の意匠と工法
第六講 出入口の形式
第七講 窓の意匠と納まり
第八講 天井の構成
第九講 手前座廻りの構成
第十講 水屋の配置
第十一講 外観 屋根と庇づくり
第十二講 広間の設計
第十三講 立礼席
造形の基本を語る 茶室設計と和風の展開
古典の茶室と茶匠たち
武家茶人 有楽・三斎・織部の茶室
遠州から宗和・石州・不昧の茶室