若返る人~50歳のまま、80歳、それ以上を迎える~

定価 1,600円+税
著者名 クリス・クロウリー (著)、 ハリー・ロッジ (著)、 沢田 博 (翻訳) 、佐野 恵美子(翻訳)
ページ数 300
判型 A5判
発行年月 2005/11
ISBN 9784767804606

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若返る人~50歳のまま、80歳、それ以上を迎える~

内容・概要

■『若返る人』(原題『Younger Next Year』)は、50歳を迎えた男性がいかに若返ることができるかについて書かれたものである。

これから何十年にもわたって1年ごとに機能的に若くなり、80歳、いやそれ以上を迎えるまで生命力にあふれ、魅力的に生きる方法を説く。「衰え」と呼ばれるものの70%は回避でき、歳をとればつきものと思われている「ケガ」や「病気」の50%は防止できる。
 その秘密は人間の進化の過程にある。人間は何百万年という歳月をかけ、身体と脳は「成長」か「衰え」かというメッセージを信号として送るシステムを発展させてきた。生物進化論、人類学、環境学、細胞生理学など多様な分野の最新研究によって、その意味やそれをどうやってコントロールすればいいのかが解明された。
 たとえば運動することは「成長」の信号を身体に送るが、長時間座り続けることは「衰え」の信号を送る。過不足なくバランスのとれた食事は「成長」の信号を送るが、食べすぎは「衰え」の信号を送る。そして、家族や友人との触れ合いは「成長」の信号を送るが、孤独やストレスは「衰え」の信号を送る。これを理解して生活するのとそうでないのとでは、大きな違いが生まれる。
 著者であるドクター・ハリーは、これを7つのルールにまとめた。ハリーのルールはたった7つしかないが、典型的な老いを逆戻りさせるのに十分である。これからずっと6日間は運動をし、クズを食べるのをやめ、そして、触れ合いと参加である。これを現実に実践したのが、ハリーのよき患者、頼もしい、クリス・クロウリーである。現在70歳の彼は、現役からの引退という危ない状態を抜け出し、人生を変えたのだ。ドクター・ハリーは、何をすればよいかを教える。クリスはどうしてきたのかを教えてくれる。彼らの主張は魅力的である。
 次はあなたの番である。人生の第3ステージでは、あなたの心がけしだいで「1年ごとに若くなる」ことが起こりえるのだ。ドクター・ハリーの簡単なルールにしたがって、あなた自身のベストな状態――心、身体、そして、精神――を求めてはいかがだろう。

【本書のポイント】
・  「ふつうの老化」(足腰の衰え、節々の痛み、無関心・無感動)の70%は回避できる。
・ 老化に伴う、すべての病気(心臓発作、糖尿病、骨折)の50%は防止できる。
・ 本書で紹介するプログラムを行えば、これからの人生10年間において、誰でも、1年ごとに機能的に若返ることができる。そして、80歳、それ以上の年齢になっても、50歳のときのように、エネルギッシュに、健康に生きることができる。
・ ハリー先生のルールに従えば、誰もがふつうに想像している老化ではない、人生を送ることができる。
・ 数ある健康書の中でほかともっとも大きく異なるのは、「どうすれば?」という方法論だけを説くのではなく、「なぜならば」とその理由を十分納得の行くように説明しているところである。こうすれば健康に、幸せに、痩せて、精神的に若くすごせる、と説くだけではなく、最新の科学的研究に基づき、なぜそれが必要なのかを、シンプルに、わかりやすく、附に落ちるように、ハリー・ロッジ医学博士が語る。そして、彼のクライアントで70歳の元弁護士、クリス・クロリーはどのように、ハリーの教えに従い、実践してきたのかを語る。