それは子どもに考えさせなさい~わが子の知力は会話で育つ
定価 | 1,900円+税 |
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著者名 | |
ページ数 | 432 |
判型 | 四六 |
発行年月 | 2005/11 |
ISBN | 9784767804774 |
それは子どもに考えさせなさい~わが子の知力は会話で育つ
内容・概要
■あなたは、つい子どもの考える芽を摘んでいませんか?
本書は、家庭で日常的に交わす会話のなかで、「子どもが自分で考える」ように親が導くための画期的な方法を、具体的に解説しています。すべて実例で構成され、わかりやすく、読みやすい内容となっています。
著者であるメーナー・シュアーは、子どもが日常生活のなかで、自分の置かれた状況をしっかりと認識し、さまざまな問題に自らの力で対処できるよう、手助けをしてあげるのが、親の大切な仕事である、と説いています。本書で取り上げるICPS(I Can Problem Solve---問題解決)プログラムは、そのために開発された独自で実践的な手法。親しみやすいゲームや遊び、会話を通して発せられる親から子への問いかけにより、物ごとを論理的に考える技術を、子どもに身につけさせることができるようになります。
目次
第一部 子どもの感情に向き合うには
自分の人生をコントロールできる子どもは、人性に振り回されたりしない
子どもが癇癪を起こしたら/ママなんか大嫌い!といわれたら/など
第二部 問題を処理するには
現在の自分にとって重要な問題をうまく処理できる子は、成長後も同様にできる
先延ばしにするクセを直す/生意気な口をきいて!といいたいとき/など
第三部 人間関係を育てるには
子どもの行動についてよく考える親は、自分の行動についてもよく考える
おとなにはささいなことでも・・・/他人の好みは自分と違うことを理解する/など
第四部 生活技能を身につけるには
ストレッチで体を柔軟にするように、心を広げて大きな可能性を育てよう
家事の手伝いに責任を持たせる/小遣いはどう与えるべきか?/など