小さな家を建てる。

定価 1,600円+税
著者名 若原一貴
ページ数 160
判型
発行年月 2019/05
ISBN 9784767825953

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小さな家を建てる。

内容・概要

建坪10坪でも、都心の狭小地でも、
「心地よさ」「質」「コスト」を満たす家をつくる!

難条件の多い都心で、
心地いい「小さな家」を多く手掛けてきた、
建築家が教える、60の住まいのヒント。

目次

<目次>
はじめに
小さな家のよいところ

1章 箱と暮らしから考える 小さな家 新提案
間取りは立体で考える
素材を統一する
ひとつの窓が住み心地を決める
光の明暗で場を仕切る
建築制限を逆手にとる
外観にも愛着を
小さな庭の楽しみ
テレビ、車のない生活
置き家具で暮らしの変化に対応する
ソファもいいけど、ベンチもいい
ベッドをやめて、ふとんで寝る
個室はぎゅっと小さくまとめる
自転車をすっきり納める
湯船をなくし、シャワー室にのみに


2章 小さな家の住みやすい間取り
暮らしの中心はダイニング
幅1間半の部屋でも意外に広い
奥への期待感をもたせる
どの席からも視線が抜けるように
キッチンは長い1列型
吊り戸棚はつけない
働きものの「土間」を小さな家に
ソファと窓のいい関係
用途を決めない「あいまいスペース」こそ大事
臨機応変に使える子ども部屋
家族の時間をつくる間取り
踊り場を部屋にする
親子で使える半個室空間
小さな和室をつくる
空間の広がりを感じさせる斜めの壁
ほどよくこもれるスペースをつくる
階段は12段がエレガント
階段位置が間取りを左右する
玄関は質素でじゅうぶん
引き戸を動く壁として活躍させる


3章 長く美しく住み続けるの工夫
本物の素材を使う
ここぞの窓は木製建具
小さな家でも収納はたくさんつくれる
キッチンに1畳のパントリーを
既製品をじょうずに活用する
小さな家でも自宅で教室が開ける
玄関は木製ドア+庇
美しく耐久性のよいバルコニー
屋根の軒は大切
工業製品と自然素材を組み合わせる


4章 豊かな暮らしをつくるスパイス
心地よさの決め手は「光と影」
暮らしのオヘソは丸テーブル
物語をつくる漆喰壁
カーテンより障子戸
心やすらぐ明かりの工夫
ホッとできる居場所をつくる
省スペースな本棚
安価な素材を美しく使う
体も心も温まる、ストーブのある暮らし
絵のような小窓
やさしい光をつくるルーバー窓
畳ベッドのすすめ
ささやかな祈りの場所
暮らしの真ん中に緑を
やわらかな印象を与えるディティール
エアコンをじょうずに隠す

5章 小さな家のプラン集

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