ラクラク木構造入門

内容・概要

木造住宅の設計には構造の知識が欠かせません。本書では、「壁量計算」「4分割法」「N値計算」など最低限知っておくべき木構造の基本から、柱・梁の断面設計の考え方までイラスト満載で分かりやすく解説。さらに、「南面を全面開口にする場合」など構造的に難しいプランを実現するための手法も解説しています。構造を苦手とする設計実務者には必携の1冊です。

目次

■Chapter1 ストーリーで理解する! 木構造実践編
【Part1】構造設計の中身を感覚的につかむ
プロローグ
[荷重/令36条の3]建物に作用する荷重を知ろう!
[応力/令43条]細長い柱ほど座屈に注意
[変形/令82条・平12建告1459号]梁に生じるたわみを抑える
ほか

【Part2】事例から学ぶ構造×意匠テクニック10
プロローグ
[柱]できるかぎり柱を細くして内部空間を広くしたい!
[梁]2階に大空間をつくりたい。梁はどう架ければいい?
[梁]一般的に流通している製材で大スパンの梁を架けたい!
ほか

■Chapter2 木造住宅の耐震設計がわかる 木構造おさらい編
【Part1】木造住宅[梁断面]ラクラク計算ガイド
柱や壁が載っていない床梁の断面算定
柱が載っている床梁の断面算定

【Part2】[木構造]関連資料・データ集
[木材の強度]製材の繊維方向の基準強度・許容応力度
[木材の強度]集成材の基準強度・許容応力度
[荷重]一般的な木造住宅の仮定荷重
[荷重]固定荷重
ほか

【Part3】品確法に基づく耐震設計法
[壁量設計]1.5倍耐力のチェック方法
[壁量計算]準耐力壁等とは
[壁量計算]準耐力壁等の壁倍率
[壁量計算]1.5倍耐力の床面積
ほか