エネルギーの不都合な真実

定価 1,800円+税
著者名 バーツラフ・シュミル
ページ数 320
判型 四六
発行年月 2012/04
ISBN 9784767812984

こちらのネット書店から購入できます。

エネルギーの不都合な真実

内容・概要

世界の石油はいつ枯渇する?
原子力発電の経済性と安全性は?
バイオ燃料や風力発電の将来性は?
将来のエネルギーのあり方を考えるうえで絶好の書!

電気自動車・原子力・ソフトエネルギー・ピークオイル
二酸化炭素隔離・植物由来液体燃料・風力発電……
広く流布しているエネルギー神話の「誤り」を
科学的なアプローチによって解き明かし、
今日の議論で抜け落ちがちな「現実」を掲示します。


★エネルギーをめぐる神話の一例★
≪神話≫新たなエネルギー源と技術革新で、化石燃料のニーズは数十年以内にゼロになる≪現実≫包括的なエネルギー移行には数世代の年月がかかるものである

≪神話≫二酸化炭素隔離こそ、地球規模での気候変動への決定的な対策である
≪現実≫コスト、技術面での課題等から考えて、
隔離によって二酸化炭素の排出量の上昇をさほど防ぐことはできない

≪神話≫電気自動車は近い将来、従来型の自動車を一掃するだろう
≪現実≫電気自動車は高価で、普及はゆっくりとしか進まず、
内燃エンジンが向こう数十年にわたって市場を支配することになる。