世界で一番美しい鷲の図鑑

定価 3,800円+税
著者名 マイク・アンウィン (著), 齊藤慶輔 (監修), デヴィッド・ティプリングほか (写真), 布施雄
ページ数 288
判型 A4判
発行年月 2020/02
ISBN 9784767826752

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世界で一番美しい鷲の図鑑

内容・概要

世界に現存する68種すべての鷲を躍動感あふれる美しい写真とともに紹介
大ヒットシリーズ『世界で一番美しい猫の図鑑』『犬の図鑑』『フクロウの図鑑』『馬の図鑑』に続く最新作!

強さや気品、巧みな飛翔能力や狩りの腕前などが合わさった、独特の魅力を放つ鷲たち。
彼らほど人間の想像力に働きかけてきた動物は、そういないだろう。
鷲の持つ性質は、自由、力、勇気、プライドといったものの象徴とされ、
宗教的な儀式から映画や音楽に至るまで、あらゆるもののシンボルとして掲げられてきた。
鳩ほどの大きさしかないコビトクマタカから、体長が1mを超えることもあるオオワシまで、
大きさや外見は実にさまざま。狩りの方法もまたそれぞれ。
生息地も草原や砂漠から高山、湿地、熱帯雨林、そして海洋島まで多岐にわたる。
そんな鷲たちは、それぞれの生息地でどのような進化を遂げてきたのか。
繁殖や狩りはどのように行うのか。そして各地域の文化との関わりや、彼らが直面する脅威とは─。
本書では、世界中で現在認められている68種のすべての鷲に関して、
謎に満ちた生態や私たちとの関わりなどについて、美しい写真を交えながら紹介していく。


著者について
著者:マイク・アンウィン Mike Unwin
鷲を含めた鳥類をはじめ、野生生物の研究を長年にわたり続けている。
『世界で一番美しいフクロウの図鑑』(エクスナレッジ)、『Atlas of Birds(鳥の図鑑)』
『Southern African Wildlife(アフリカ南部の野生生物)』など、著書も多数。
2016年には、英国トラベルライター・ギルドから優秀賞を贈られている。
イラストレーター、講演家としても活躍中。

写真家:デヴィッド・ティプリング David Tipling
野生生物の写真を長年にわたり撮り続けている。なかでも鳥類の写真は世界的にも有名。
2002年にはヨーロピアン・ネイチャー・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
共著に『Birds & People(鳥と人間)』がある。

監修者:齊藤慶輔(さいとう・けいすけ)
日本獣医畜産大学野生動物学教室卒業。
1994年より、環境省釧路湿原野生生物保護センターで野生動物専門の獣医師として活動を開始。
2005年に同センターを拠点とする猛禽類医学研究所を設立、その代表を務める。
テレビ番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)、『情熱大陸』(MBS)などで活動が取り上げられる。
著書『野生動物のお医者さん』(講談社、2009年)で第57回産経児童出版文化賞を受賞。

目次

第1章 高山のハンター
イヌワシ
コシジロイヌワシ
ボネリークマタカ
オグロカンムリノスリ
クマタカ
キナバルカンムリワシ
アカクロクマタカ

第2章 平原の捕食者
オナガイヌワシ
ゴマバラワシ
カタシロワシ
アシナガワシ
アフリカソウゲンワシ
ソウゲンワシ
ヒメイヌワシ
チュウヒワシ
ダルマワシ
ムナグロチュウヒワシ
チャイロチュウヒワシ
アカヒメクマタカ
カンムリノスリ
ボードワンチュウヒワシ

第3章 林に棲む刺客
モモジロクマタカ
カラフトワシ
ヒメクマタカ
クロクマタカ
カワリクマタカ
カオグロクマタカ
エボシクマタカ
シロハラクマタカ
カンムリクマタカ
イベリアカタシロワシ
インドワシ
ミナミオビチュウヒワシ
モルッカイヌワシ
オビチュウヒワシ
フィリピンカンムリワシ

第4章 密林の支配者
オウギワシ
フィリピンワシ
セレベスクマタカ
アカエリクマタカ
ジャワクマタカ
フィリピンクマタカ
ピンスカークマタカ
ウォーレスクマタカ
フローレスクマタカ
カンムリワシ
アンダマンカンムリワシ
ニコバルカンムリワシ
スラウェシチュウヒワシ
ヒメオウギワシ
パプアオウギワシ
セグロクマタカ
コビトクマタカ
カザノワシ
アフリカクマタカ
アカハラクマタカ
ヘビワシ
マダガスカルヘビワシ

第5章 水上を翔ける翼
オオワシ
オジロワシ
ハクトウワシ
サンショクウミワシ
シロハラウミワシ
ソロモンウミワシ
マダガスカルウミワシ
ウオクイワシ
キガシラウミワシ
コウオクイワシ

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