1000%の建築 僕は勘違いしながら生きてきた
定価 | 1,800円+税 |
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著者名 | 谷尻誠 |
ページ数 | 128 |
判型 | B5変 |
発行年月 | 2012/03 |
ISBN | 9784767812199 |
1000%の建築 僕は勘違いしながら生きてきた
内容・概要
身近なものの見方をちょっと変えてみる。
建築家・谷尻誠は、いつもそんなふうに考えます。それはある意味「勘違い」。
しかし、勘違いすることで新しいものが見えてきて、建築の大きな可能性が広がります。
この本は、そんな谷尻さんの考え方や建築のおもしろさを、子どもにでも分かるような、やさしい語り口と楽しい絵で紹介します。
目次
0.はじめに
勘違いが生まれた部屋
1.勘違いのはじまり
はじまりは、漫画
ダッシュ勝平/ツルモク独身寮
バスケットボール 一見不利なことを有利にする
独立後の勘違い ~下請けでも提案しちゃう~
2.勘違いの建築
右手と左手
リビング
仕切っているのに仕切っていない
ボロかっこいい
完成する建築は飽きがくる。未完成に向かうべき
名前をとる「はじめて考えるときのように」
廊下が廊下じゃなくなる瞬間
名前を付ける ワイン箱に「ポスト」と付ける
【大きさ】テーブルがテーブルじゃなくなる瞬間
大きく感じるものは大きさを測れない(スケールがない)
自然にスケールを与える。自然を建築化する
小さいなかに小ささをつくることで大きさを感じさせる
料理の盛り付け→建物
たためば小さく収まる服の発想を建築に応用する
子どもは、どこで遊ぶか、どう遊ぶかを考えるのを楽しむ。この感覚をくすぐる
3.勘違いの未来
頼まれなくても考えとく
今やっている仕事が次の仕事を呼ぶ
うまくなることより、自分にしかできないことを見つける
敷居は低くクオリティは高く
仕事は獲るものじゃない、生み出すものだ
少年時代、暗闇で魚釣りをしていた時の感覚を大切にしたい