最高の「木造」住宅をつくる方法

定価 3,000円+税
著者名 三澤康彦・三澤文子
ページ数 200
判型 B5判
発行年月 2011/03
ISBN 9784767811406

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最高の「木造」住宅をつくる方法

内容・概要

これからの住宅は「性能×デザイン」で決まる!
300軒以上の住宅をつくってきた著者が、より品質の高い「木の住まい」をつくるための方法をわかりやすく伝授。

目次

・巻頭 矩計図から読む 木造デザイン×性能
・chapter1 「仕上げ・造作」の標準仕様
 木の性質を知って、フローリングに使う/「紙」を壁・天井・建具に使う
 お気に入りの石材を見つけておく/外部・内部の定番左官材はコレ
 外部建具は性能をないがしろにしない/内部建具−木製建具へのこだわり
 木部の塗装は定番材料で行う/露しの天井に合うオリジナル照明
 造作用面材に幅はぎパネルを使う/木の住まいに合う定番の家具
 キッチンプランニングの極意/造作で自由にキッチンをつくる方法
 木の香る浴室は防水を万全に
・chapter2 「躯体・設備・外構」の標準仕様
 見えない基礎部分にこそこだわりを
 良質な乾燥剤を得るには仕組みづくりから
 木材はグレードび指定を細やかに
 構造材は林産地で選ぶ、買う/スギの住まいにこそ堅木を気軽に使う
 構造材は半自動プレカットで加工する
 構造材はDボルトで美しく緊結する
 軸組み+落とし込み工法で壁を固める
 軒先は深く、バルコニーも付けて/一番のお勧め暖房は薪ストーブ
 適材適所の冷暖房選び/外構のディテール−門柱・塀・物置
 山歩き気分の植栽
・chapter3 年代別プランニング術
 30歳代の住まい−新しい家族のための住宅づくり
 40歳代の住まい−ライフスタイルを継承しおおらかに
 50歳代の住まい−性能・機能への要望を満たす
 60歳代の住まい−資産性のある終のすみか
 住まいは変化する−三澤邸の25年間の変遷
・chapter4 架構からの設計
 初顔合わせ時に「すること」「しないこと」
 敷地を読み、要望を整理する/設計条件から架構を考える
 架構からプランニングする/3ステップで決めるプレゼンテーション
 架構設計1.架構の基本を押さえる 2.軸組部材を決める
 3.継手・仕口の定番仕様
 構造・温熱要素から導く「壁・床・屋根・開口部」のつくり方
 暮らしから「室内空間」を設計する
 暮らしから「設備」を設計する
 暮らしから「屋外空間」を設計する
・chapter5 木造住宅の性能確保
 木の家の住宅性能を担保する/すべては木拾いから始まる
 木材の「工程×品質」を管理する/木配りで決まる木の家の意匠
 分離方式をうまく行う秘訣

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