世界の橋の秘密ヒストリア
定価 | 2,400円+税 |
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著者名 | ジュディス・デュプレ (著), 牧尾 晴喜 (翻訳) |
ページ数 | 176 |
判型 | A4変 |
発行年月 | 2020/03 |
ISBN | 9784767824963 |
世界の橋の秘密ヒストリア
内容・概要
橋は陸地だけでなく、歴史をつなぐ!
ローマ帝国が世界を征服できたのも、強固な石づくりの
アーチ橋をつくる石工の技術力があってこそ。
2000年前につくられた水道橋から、最新の斜張橋まで、
60超の美しい橋を紹介。
橋は年代や立地条件、利用目的などによって、時には重厚感や存在感が
あったり、時には軽やかで美しいものであったりと、
デザインはさまざまです。
橋本来の目的である「川・海・谷をつなぎ、人・車・電車などを渡す」と
いう機能だけにとどまらず、街のランドスケープ(観光名所)としても
魅力的な橋は世界中にたくさんあります。
本書は、石造りのローマ橋から現代のコンクリートや鋼鉄の橋まで、
過去2千年に渡る世界の橋を紹介しています。
それぞれの橋の歴史や技術的進歩、構造、デザインの進化を
迫力のある写真とともに楽しめる1冊です。
さらにゴールデン・ゲート・ブリッジやブルックリン橋などの
ランドマーク橋としての照明技術、
軍事橋の性能・機能、映画で使われた橋の解説などのテーマごとの解説や、
実務者(専門家)に役立つ架構ごとのスパン比較表などのデータも
掲載しています。
土木マニア、橋マニア必携の1冊です。
【著者】
ジュディス・デュプレ/JUDITH DUPRÉ
ニューヨーク・タイムズのベストセラーの著者であり、
建築をテーマにした著書多数。
建築への強い情熱を基に大規模なインフラプロジェクトに取り組むとともに、
イェール大学などの有名大学で教鞭をとっている。
ニューヨーク在住。主な書籍に『死ぬまでに見たい世界の超高層ビル』(小社刊)他多数。
【訳者】
牧尾晴喜/まきお・はるき
1974年、大阪生まれ。建築やデザインなどの翻訳・通訳・PRを手がけている。
一級建築士、博士(工学)。
メルボルン大学での客員研究員など経て独立。フレーズクレーズ代表。
主な訳書に、『死ぬまでに見たい世界の超高層ビル』(エクスナレッジ)、
『3びきのこぶた~建築家のばあい~』(バナナブックス)など。
印象に残っている橋の思い出は、テラスハウスから眺めたシドニー・ハーバー・ブリッジ。